JFA(日本サッカー協会)は22日、東京オリンピックに臨むU-24日本代表メンバーを発表した。
森保一監督は今回のメンバー選考に先立ち、選手たちに感謝。そして、コロナ禍という難しい状況でオリンピックに臨むことへの思いを語った。
「この東京五輪を目指して述べ90人の五輪世代の選手たち、五輪を目指して多くの選手が最大限努力を重ねてくれました。チームに関わってくれたすべての選手に、まずは感謝したいと思います。できることならすべての選手を五輪に参加させてあげたいと思いますが、18人という非常に限られたメンバーで編成しなければいけません。本来選ばれてもおかしくない選手たちをメンバー外にして戦わなければいけないことにおいて、非常に難しい選考でした」
「我々は金メダルを目標に掲げています。現時点のベストメンバーを選び、五輪に臨みたいと思います。選ばれた選手には、これまでの仲間たちの思いを胸に刻み、全力で戦ってほしいし、日本のために力を出し切って欲しいと思います」
「東京五輪を戦う今の世の中を考えると、コロナ禍で開催の賛否の議論がされている中で戦うということを認識して戦いたいと思います。日本を背負って戦う意義を考えて、残された期間、最善の準備をして戦っていきたいです。五輪では結果、勝利で国民の皆さんに喜んでいただけること、戦いを通してコロナ禍で大変な日常を送っている方々に励ましのエールを送りたいと思っています」
U-24日本代表はこの後、12日と17日にキリンチャレンジカップ2021でU-24ホンジュラス代表、U-24スペイン代表とそれぞれ対戦。その後22日、東京オリンピック開幕戦でU-24南アフリカ代表と激突する。
