日本代表に敗れたトルコ代表だが、ステファン・クンツ監督にプレッシャーがかかっているようだ。
12日に行われた国際親善試合で、トルコは日本と対戦。36分までに伊藤敦樹のミドルと中村敬斗の2ゴールで3失点を喫したトルコは、44分にオザン・カバクのゴールで1点を返すことに成功すると、61分にもベルトゥ・ユルデュルムがネットを揺らして1点差に詰め寄る。しかし、78分に伊東純也にPKを決められ、そのまま2-4で敗れている。
この試合では、前半に3点をリードされた段階でトルコサポーターからはブーイングが飛び交い、クンツ監督の辞任を要求する声も上がっていた。そして『VL』は、「日本は(ハンジ)フリック監督の解任に続き、トルコ代表監督に対してもプレッシャーを強めた」とし、以下のように伝えている。
「日本はここ数カ月素晴らしいフォームを維持している。今週初めに代表監督の解任に繋がったドイツ戦の大勝利に続き、トルコ戦にも勝利。再び前半から力強い印象を与えている」
そして「ステファン・クンツ監督へのプレッシャーはさらに高まった」とし、指揮官の責任が問われると綴っている。
「クンツは間違いなく、再び自身の立場が問われることになるだろう。先週のEURO2024予選のアルメリア戦(1-1)と同じだ。その時には辞任を拒否している。彼らは予選5試合で勝ち点10を獲得し、本大会出場の可能性はまだ残っている。日本戦の敗戦でもそれは変わらないが、圧力は高まっている」
なおトルコは、10月のインターナショナルウィークではEURO2024予選でクロアチア代表、ラトビア代表との連戦を戦う。
