日本代表は17日、キリンチャレンジカップ2023でチュニジア代表と対戦し、2-0で勝利。各選手・監督のパフォーマンスを採点する。
【先発出場】
GK 23 鈴木彩艶 | 6.0
試合状況もあり出番は限られる。それでもここぞの場面できっちりと仕事。ハイボールの強さは圧巻。
DF 4 板倉滉(72分 OUT) | 6.5
守備範囲の広さを改めて証明。組み立てでも積極的な姿勢を見せて攻守において貢献。無失点でお役御免となった。
DF 16 冨安健洋 | 6.5
対人の強さは圧倒的。的確なラインコントロールでディフェンスリーダーとして君臨し、クリーンシートに導く。
DF 2 菅原由勢 | 6.5
予測能力の速さは随一。相手アタッカーを封殺し、右サイドを掌握している。64分にはロングフィードを繰り出すなど、引き出しの多さを見せる。
DF 22 中山雄太(63分 OUT)| 6.0
復帰戦から連続で先発。バランサーとして必要なタスクを卒なくこなした。
MF 5 守田英正 | 7.0 ☆MOM
縦横無尽に顔を出して攻守両面でチームの助けに。先制点では起点となるプレーも。流れをしっかりと把握した位置取りがとにかく光った。
MF 6 遠藤航 | 6.5
代表の核として90分通して存在感。長短織り交ぜたパスでゲームのリズムを作り、守備では潰し役としてもバッチリ機能。
MF 14 伊東純也(72分 OUT) 6.5
まさに“仕事人”。チュニジア守備陣の執拗なマークに苦しむも、69分に追加点。ハイプレスの場面では果敢に圧力をかけて守備面でも貢献した。
MF 20 久保建英(82分 OUT) | 6.5
随所で格の違いを見せるプレーから観客を沸かせる。旗手と息の合ったコンビネーションを見せ、新たな可能性も感じさせた。
MF 24 旗手怜央(63分 OUT)| 6.5
左サイドハーフとして起用され、ポジションにとらわれない臨機応変な動きで相手の脅威に。25分には“らしさ”を見せる絶妙なスルーパスも。先制点にも絡む。
FW 11 古橋亨梧(HT OUT)| 7.0
ノエスタ凱旋ゴール。ドリブルや低い位置でタメを作るなど、長所である縦の駆け引き以外でも好プレーを見せる。セルティックでの活躍を彷彿とさせる得点を決め、45分間で結果も残した。
監督 森保一 | 7.0
ミドルブロックを敷いた相手に対しても、こじ開けられる強さを見せて6連勝。鈴木の抜擢や旗手と浅野のサイド起用、町田の左SBを試すなど、さらなるオプション作りにもトライ。公式戦のテストマッチとしては十二分の90分に。
【途中出場】
FW 9 上田綺世(HT IN)| 6.0
後半頭から出場。何度も絶妙なタイミングで抜け出してチャンスを演出した。
DF 19 町田浩樹(63分 IN)| 6.0
左SBとして投入。危なげないプレーで新たなオプションとしてアピール。
FW 18 浅野拓磨(63分 IN)| 6.0
圧倒的なパフォーマンスを見せたカナダ戦に続いて出場。左サイドハーフとして快足を生かした。
DF 3 谷口彰悟(72分 IN) | 6.0
板倉からタスクを受け継ぐ。攻撃の芽を摘み続けた。
MF 8 南野拓実(72分 IN) 6.0
名前がアナウンスされると観客から大歓声。トップ下としてライン間でのプレーで相手守備陣の底上げを防ぐ。
DF 27 橋岡大樹(82分 IN)| -
出場時間不足のため採点対象外。