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海外組・国内組論争に日本代表DF谷口彰悟「正直やれる部分も多いが…」

日本代表DF谷口彰悟が9日のオンライン取材に応じた。

11日にはセルビア代表との国際親善試合を控える日本代表。欧州勢と対戦する貴重な機会となるが、谷口は「コロナ禍で欧州から来日して戦えることはありがたい」として意義の大きさをこのように語る。

「セルビアが力があるなというのは、すごく感じる。国内組としては欧州の選手とやる機会は多くないので、大事に戦いたい。自分がまずはそういう選手にどのくらいバトルできるか、しっかりと出したいと思います。チームとして勝つために合わせていかないといけないので、試合の中で臨機応変に対応して進めていければ」

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また、先日のオンライン取材でガンバ大阪DF昌子源が海外組と国内組という分けられ方について言及。「海外にいるから必ずしも上達するわけではない」と持論を展開した。この話題について問われた谷口は「難しいところ」と苦笑いしつつ、自身の意見を明かした。

「正直、(国内組でも)やれる部分もかなり多くあると思います。チームパフォーマンスや自分の特徴を含めて戦えると思うところもある。ただ、戦う土俵が欧州の選手は違うと、練習でも試合でも会話の中でも変わってきているなと感じるのも正直なところ。難しいがどっちがいいかは分からないし答えは出せないです」

「自分は川崎フロンターレでやっているし、やっていくことをその中で見定めながらでないと代表にい続けることはできない。危機感というか意識高くやらないと、W杯に向けてまだやっていくことは多いと感じる。自信になっている部分はキープし、もっとやらないといけないと感じた部分を海外組と話して、話を聞いてそのイメージと戦わないといけない。世界と戦うことを目指しながらやっていく必要はあると思います」

また、具体的に海外組のイメージも問われた谷口は、3つの点を挙げて説明する。

「強度もそうだし、判断スピード、判断の質。その辺は戦っている環境が結構反映されると思います。代表活動で練習する中でそういったところは速いし強いし、体感している。その中で技術だったり自分ができる部分もかなりある。整理しながら、強度やスピードの部分はもっともっと意識してやらないといけない。僕らはイメージしてやっていくことしか現状できないので、できるだけ高いレベルを意識しながら戦っていくしかないと思います」

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