スウェーデン女子代表のペーター・イエルハルドソン監督は、2-1で勝利した日本女子代表戦を振り返った。
11日に行われた女子ワールドカップ2023準々決勝でスウェーデンは日本と対戦。立ち上がりから主導権を握るスウェーデンは、32分にゴール前の混戦からアマンダ・イレステトが押し込んで先制する。さらに、51分にはフィリバ・アンイエルダールがPKを決めてリードを広げる。終盤にかけて日本に攻め込まれるも、1失点のみに抑えたスウェーデンが2-1で勝利して準決勝進出を決めた。
2大会連続のベスト4進出となったスウェーデンのイエルハルドソン監督は、試合後にリポーターに対して「全体を通して私たちは良くやった。選手たちは今日、自分たちのことをブンブン飛び回る働きバチのようだと話していた。それに、さらに高いレベルのパスゲームだった」と試合を振り返り、日本についても語った。
「日本はもっとアグレッシブだと思っていた。しかし、彼女たちが私たちに対してどのようなリアクションを見せて来るのかわからなかった。日本チームはオフェンス面でとてもスキルの高いチームだが、単純な守備になる時がある。だから、適切なポジションを見つけることが少し簡単になっていた。私たちは中央にかなりの負荷をかけていた」
スウェーデンが5大会ぶり2度目の決勝進出を懸けて準決勝で対戦するのはスペイン。イエルハルドソン監督は15日に予定される大一番に向けても語った。
「テクニカルなフットボールという面でスペインは少しばかり日本のようなチームだが、今日の日本よりもディフェンス面でアグレッシブかもしれない。昨秋は1-1のドローだった。タフな試合になるはずだが、スペインや日本のようなチームと対戦することが私は大好きだ。彼女たちはグループとしての私たちにとっての挑戦だ」
