スペイン代表に勝利した日本代表に、イギリス『BBC』解説者も衝撃を受けたようだ。
カタール・ワールドカップでグループEに所属した日本。初戦のドイツ戦の逆転勝利(2-1)で絶賛を集めたものの、続くコスタリカ戦は0-1と敗戦。スペイン戦では勝利が必要な状況だった。大一番では前半からボールを支配されて失点を喫したものの、後半から投入された堂安律が同点弾を奪うと、田中碧が逆転ゴール。2-1でそのまま勝ち切っている。
この結果、勝ち点6で大会屈指の厳しいグループを首位で通過した日本。見事な戦いぶりには各国メディアでは驚きと称賛の声が上がっているが、『BBC』は「カムバック・キング:日本をラウンド16で過小評価してはならない」とし、元イングランド女子代表GKカレン・バーズリー氏の言葉を伝えている。
「重要な局面で効果的な交代を行った。チャンスを生かしたんだ。日本はもう本当に素晴らしかった。本当に、本当に突出していた」
「彼らは規律正しく、組織的で、自分たちのゲームプランを理解し、それを可能な限り実行した。それが重要だった。グループリーグを通して行ってきたその方法論とアプローチが、彼らを決勝トーナメントへ導いている。確かに、コスタリカにあのような形で負けたのは奇妙だった。だが、大事な場面でボールをネットに押し込んでいる」
そして『BBC』は、「多くの日本ファンにとって忘れられない夜になった。だが、彼らはさらに勇敢な戦いを夢見ることができる」とし、ラウンド16以降の躍進にも期待している。
