女子日本代表(なでしこジャパン)は7日、欧州遠征で女子ポルトガル代表と対戦した。
7月に開催されるワールドカップへ向けて調整中のなでしこジャパン。7日のポルトガル戦では3-4-3のシステムを採用し、長谷川唯、長野風花、清水梨紗、藤野あおば、猶本光らがスタメンに入った。
序盤はポルトガルがアグレッシブな入りを見せるが、徐々になでしこジャパンがボールを持てるようになると、9分には杉田妃和がヘディングシュートを放った。しかし25分、スルーパスからボックス右を崩されると、最後はアナ・カペタに先制点を許す。
その後、追加点のピンチをGK山下杏也加がしのぐと、35分に田中美南の折り返しを長谷川が押し込み、同点で前半を終える。
53分には長谷川のロングパスに田中が抜け出す。最後は巧みなシュートでGKの脇を抜き、なでしこジャパンが逆転に成功する。65分には藤野に決定機も訪れたが、ヘディングシュートはGKに阻まれた。
結局、なでしこジャパンが2-1と逆転勝利を手にしている。なお、12日にW杯前最後の親善試合でデンマーク代表と対戦する。
