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宮市亮、将来を嘱望されていた10代を回顧「大きな理想があった。アーセナルで上り詰めたいと…」

日本代表に招集された横浜F・マリノスのFW宮市亮が18日、オンラインでの取材に応じた。

EAFF E-1サッカー選手権に臨む日本代表。そのメンバーとして10年ぶりの代表復帰となった宮市は改めて「身が引き締まる思いです。選出されたときに嬉しさと責任感が高まっていると話しましたが、それが高まってきています」と話す。

また、10代の頃から将来を嘱望されていた宮市は当時を回顧。アーセナルに移籍し、日本代表にも招集された当時は「大きな理想を描いていた」と振り返る。

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「18歳でアーセナルに行ってそこでトップに上り詰めたい思いが当時はあった。アーセナルでは周りの選手はすでに代表でエース格で焦りがありました。焦りもあった10代だと振り返ってみて思います。でも、今はそういうマインドも変わってきました」

「いろんな経験を経てあまり先を見なくなりました。歩ける喜びを知ったり、今はより現実的になって、一日一日を大事にするようになりました。本当の意味で感謝ができるようになりましたね。周りの支えがあって、初めてサッカー選手としてプレーできるんだなと」

さらに、宮市は今大会に向けて「チームとして大会を勝ち取りにいく。自分はそのピースに過ぎないので、代表のためにプレーしたいです。10年間いろんなことがあって苦しいことを経験して、武藤選手だったり悔しい思いをしている選手の思いも背負ってプレーしたい」と意気込んだ。

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