mitoma-goal(C)Getty Images

日本代表のきわどすぎる逆転ゴールに世界が注目「ラインをオーバーしたように見えるが…」

日本代表の劇的な逆転ゴールに世界で注目が集まっているようだ。

日本はカタール・ワールドカップグループステージ第3節でスペインと対戦。前半に先制点を許したが、後半に堂安律と田中碧のゴールで逆転。2-1と見事な逆転勝利を収め、首位で決勝トーナメント進出を決めた。

2点目は三笘薫の折り返しから生まれたが、ボールがかろうじてゴールラインにかかる微妙なもので、VARの末にゴールが認められた。韓国『SBS』で解説を務めたイ・スンウは「僕から見るとアウトだった」とコメント。また、元韓国代表アン・ジョンファン氏は「わずかな差は見えない。ボールが丸いので、オーバーしたように見えるが、サイドがラインに引っかかった可能性がある」と指摘している。

また、イギリスでコメンテーターを務めるグレアム・スーネス氏もVARでの判定に疑問を呈し、『ITV』でこう語った。

「今、8000万人のドイツ人が発狂して、あのボールがアウトオブプレーにならなかったことを示す写真を待っている。ドイツはサッカーの小国ではない。なぜ混乱を招き、それをすぐに解消しようとしないのか? なぜFIFAは、これほどまでに議論を呼ぶものを見せてくれないのだろう? 私たちのためにそれをクリアにすべきだ」

日本の結果を受け、敗退が決まったドイツでも大きな議論に。『ビルト』では「テレビで見ると、完全にゴールラインの裏側にあるように見える。ボールが残っているのは、ほんの数ミリだったかもしれない」と指摘。レフェリーの専門家であるパトリック・イトリッヒ氏が『MagentaTV』でこう説明している。

「レフェリーはアシスタントを見た。彼らは短いコミュニケーションをしていた。アシスタントもおそらく確信が持てなかったのだろう。そして旗が上がり、それを確認した。その後、ゴールが与えられるまで、確認作業に非常に長い時間がかかった。だからこそ、視覚的な証明が必要だった。ゴールラインカメラがあるからこそ、それができる。スタジアムには他にも様々なカメラがあり、それを確認することができる。どうやら彼らは、ボールがアウトでなかったというこの絵的証拠を見つけたようだった」

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