20220127 nadeshiko vs korea ueki2022 Asian Football Confederation (AFC)

なでしこジャパン日韓戦、1-1のドローもグループステージ首位突破を決め、W杯に一歩近づく!

 なでしこジャパン(日本女子代表)は27日、AFC女子アジアカップ・インド2022のグループステージ第3戦を韓国と戦い、1-1で引き分けた。

 日本は3日前のベトナム戦から、先発メンバーを7人変更。GKを山下杏也加に戻し、ボランチを猶本光と長野風花が組む。最前線でゴールを狙う植木理子の周りを長谷川唯がフォローしながらフィニッシュにも絡んだ。大会前に新型コロナウイルスの陽性判定を受けた後、第2戦まで欠場していた岩渕真奈は、陰性確認後初めてベンチ入りした。

 日本は開始約30秒で先制点を決める。韓国スローインのこぼれを受けた左サイドバックの三宅史織から前線にフィードが送られると、それを胸トラップして反転した植木がシュート。相手選手2人の間を突破しながら放たれたシュートは、韓国ゴールネットを勢いよく揺らして1-0とした。

 日本はその後も攻め続け、14分には長野のパスを受けた長谷川がミドルシュート。これは相手GKがキャッチ。縦横無尽にピッチを動く長谷川は45分にもチャンスを迎え、ペナルティーエリア内右からシュートを放ったが、これも相手GKに阻まれ1-0のまま前半を終える。

 後半は、前からボールを奪いに来る韓国に苦しめられ、攻撃に専念することができなくなる。73分に韓国の13番イ・グンミンがシュートを放ったが、これはGK山下が好セーブ。

 その後日本は、長野、宮澤ひなたが次々シュートを放つも、韓国ゴールとの距離が遠い。逆に85分、今大会初失点。CKからの混戦をソ・ジヨンに押し込まれて同点となった。

 試合終了間際もピンチを迎えたが、粘り強い守備ではね返すと1-1でタイムアップ。2勝1分の同勝点ながら、得失点差で「3」韓国を上回り、グループC首位突破を果たした。

 なでしこジャパンは30日の準々決勝で勝利を収めると、FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023出場権を獲得する。



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