日本代表の森保一監督がFC東京とアビスパ福岡の一戦後に囲み取材に応じた。
森保監督へ質問が飛んだのは欧州組に関して。代表メンバーの大半がヨーロッパでプレーしているが、今季はスタッド・ランスの降格に伴い中村敬斗がフランス2部でプレーすることとなり、伊東純也はベルギーリーグへ復帰することとなった。
欧州トップリーグを離れた選手について森保監督は「影響するかどうかは本人たちのパフォーマンス次第かなと思います」と話す。
「これまでも招集させてもらって、代表の舞台、国際試合でどういうプレーができるかということは見させてもらっているので、本人たちの力とこれからの仕事、あとコンディションというところを所属クラブのプレーを見て(代表に)繋げることに変わりはないので。そこでの活躍を見ていきたいなと思います」
「そういった意味では、(伊東)純也は今節点を取っているし、これまで右サイドでのプレーが多かったですけど、ここのところ左サイドでプレーしている。また本人のプレーの幅も広げているというチャレンジをしていると思いますし、そこがまた代表でも右サイドだけではなくて、また違う起用を考えられるということは、本人にとってもクラブにとっても我々にとってもいいことだと思います」
「(中村)敬斗についても、舞台が2部になったからこそ違いを見せるという意味で、ブランクはあったと思いますが、先日の途中出場した試合の中でも違いはハッキリと見せていたので、2部にいたとしても、国際舞台で活躍できるというパフォーマンスを所属チームで見せてくれれば、代表の舞台には 繋がってくると思っています」
また、10月の代表戦に向けてメンバー発表はまもなくだが、これまでと異なる選手を試す可能性を示唆した。
「もう1年切っていますがまだまだワールドカップに可能性をあると感じさせてもらえるような選手は招集していきたいと考えています。アメリカ遠征で個人のパフォーマンスでできた選手、力を出せなかった選手がいると思いますので、そこの入れ替えはしていきたいなと思います」
