日本代表DF伊藤洋輝が20日の現地取材に応じ、ドイツ代表戦へのイメージを膨らませた。
伊藤はカタール・ワールドカップ直前のカナダ戦（1-2）について言及しつつ、23日のドイツ代表戦についてこう語った。
「ボールを持った時は簡単に失うとこの暑さもあり、体力消耗も激しい。自分たちの時間を作るために勇気を持って繋がないといけない場面も出てくる。そこはいいふうにつなげたいと思う。一人でやってもボールは回らないので、立ち位置やサポートの距離、全員がしっかり動いて自分達の時間を作れるようにしたいです」
また、戦術的には「コンパクト」をキーワードとし、ドイツ戦でも重要になると話す。
「まずはコンパクトで、時には勇気を持って、スピードを持って、全体で押し上げて奪いに行くことも時には必要かなと思う。前線がいった時は、自分たちがコミュニケーション主導に行ったときがベストですけど、前から勇気を持って行った時は後ろもしっかりプッシュアップしてコンパクトを崩さないようにしたい。背後のリスク管理をしながらも前に行った時は足元をしっかり狙いに行く。簡単に下がりすぎないことが大事だと思う」
伊藤はCBかSBでの起用が主になると明かし、ドイツ戦については「やはり流動的にポジションを変えて攻撃してくる。簡単に食いつきすぎて、スペースを空けないのが大事になるかなと思います」と話した。