ドイツメディア『スカイ』が、カタール・ワールドカップのグループEの強豪ニカ国について紹介している。
いよいよ開幕が迫るカタール・ワールドカップ。グループEでは日本代表の他、ドイツ代表やスペイン代表、コスタリカ代表が同居しており、今大会で最も厳しいグループの1つとしてその戦いは注目を集めている。
そんな中でドイツ『スカイ』は、グループEに所属する各チームを紹介。ドイツ、スペインの直近の調子や注目選手を伝えた。
まずドイツについては、「メンバーを見ると、過去の大会の成績を正当化することはできない。2018年ワールドカップのグループリーグ敗退、EURO2020での早期敗退の後、それを償いたいと考えている」とし、「だが、グループリーグに突入する前にいくつか手を加えなければならない。(直近の)オマーン戦は攻撃面で無難すぎている。だが、今大会の優勝候補の1つであり、その理由は彼らのスタンダードにある」と評価した。
そして「ジャマル・ムシアラは、ワールドカップでトップスターに成長するポテンシャルがあると多くの人間が期待している。さらに5選手を挙げるならば、マヌエル・ノイアー、アントニオ・リュディガー、ヨシュア・キミッヒ、イルカイ・ギュンドアン、トーマス・ミュラーだ。しかし、数多くのリーダーやワールドクラスが揃っている」と選手層の厚みを伝えている。
一方でスペインに関しては、「今回のワールドカップは解放の場であり、スペインがまだ重要なチームであることを証明すべき場でもある。最後のタイトルから10年が過ぎた今、カタール・ワールドカップでは優勝候補の1つとみなされている」とし、注目の選手を挙げた。
「ルイス・エンリケ監督は、カタールで選手を使い果たすことはないだろう。基本的にすべてのポジションに少なくとも1人のトッププレイヤーがいる。ほんの数選手を挙げるならば、ロドリ、マルコス・ジョレンテ、ガビ、そして世界で最も才能ある選手の1人とされるペドリだ。またフェラン・トーレスは、予選で同国のトップスコアラーである(4ゴール)」
ドイツは、23日のグループE初戦で日本と対戦。一方のスペインは、グループ最終戦となる12月1日に日本と対戦する。
