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カメルーン代表監督が抱く日本代表の印象とは?「非常に質が高く、攻守の切り替えが速い」

カメルーン代表のトニ・コンセイソン監督が、9日に控える日本代表との親善試合を前に会見を行った。

オランダ・ユトレヒトで行われる日本対カメルーン。両者は2010年の南アフリカ・ワールドカップ以来、通算5度目の対戦に。これまで4度の対戦成績は、日本から見て3勝1分けとなっている。

コンセイソン監督の会見に先立ち、カメルーンのメディカルスタッフが登場。月曜日のオランダ入りの際は全員が新型コロナウイルス検査で陰性だったが、火曜日の再検査で選手2名の感染と1人の濃厚接触者が発覚し、離脱することになったと発表している。

続いてコンセイソン監督が出席し、「今回、日本代表と試合ができて非常に光栄だ。カメルーンにとっては、アフリカ・ネイションズカップへの準備となる」とコメント。日本の特徴については、以下のように語った。

「日本は非常にクオリティの高いチームと認識している。非常にスピードが速く、攻守の切り替えが速い。我々がまさに求めていた対戦相手だ。この試合の結果によって、この先の公式戦にむけてどのようにチームを作っていくか計る一戦となる」

「今回はコロナに関して非常にたくさんルールがあり、4~5人の選手が試合に出られない。他にも召集メンバーでケガで呼ばれていない選手もいる。人数が限られた中で、特に若手選手に機会を与えたい」

「両チームとも1年ほど試合ができていない中で、非常に有意義な準備に向けた試合となる。日本にも幸運を祈っている」

アストラ時代には瀬戸貴幸を指導した経験を持つコンセイソン監督。「日本代表チームは、日本の文化を反映している。厳しさと規律を持っていて、プロ意識の高い集団だ。戦術面でも平均以上のものを持っているし、個々の能力も素晴らしいと認識している。非常に組織的で、個人能力もあるという認識だ」と、組織力が高いと評価した。

日本対カメルーンは、日本時間9日21:00にキックオフを迎える。

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