オーストラリア代表MFジャクソン・アーヴァインが、日本代表戦に向けて気を引き締めている。オーストラリア『ABC』が伝えた。
2026年ワールドカップ（W杯）アジア最終予選のグループCで3連勝を飾っている日本。10日にアウェイで行われた第3節でもサウジアラビア代表に2-0で完勝し、3戦合計14得点無失点と圧倒的な戦いを続けている。
そして、15日にはホームでライバルの一角と目されるオーストラリア代表との対戦を予定。オーストラリアはここまで1勝1分け1敗3得点2失点で、3位サウジアラビア、4位バーレーン代表と勝ち点4で並んでの2位と、波に乗り切れていない。
とはいえ、オーストラリアでは第2節終了後にグラハム・アーノルド前監督が退任となり、トニー・ポポヴィッチ新監督を招へい。初陣となった直近の第3節では中国代表を3-1で下し、最終予選における初白星を手にしている。
アーヴァインは「僕らは常に、自分たちならできると信じているんだ」と語りながらも、日本を警戒した。
「今は厳しい時期だ。アジアサッカーではなおさらだけど、おそらく世界でも最も好調なチームの一つと対戦することになる。彼らは世界中で最高のプレーをしているし、僕らも絶対的に最高の状態でなければならない」
「僕らは新しいことに取り組み始めたばかりだけど、先日の夜（中国戦）は手応えがあったよ。上手くやれば本当に手強いチームになれるかもしれない」
さらに、アーヴァインは日本の中盤を抑えられるかがカギになると語っている。
「当然、（遠藤）航はトップクラスの中盤の一人だ。だが、今シーズンすでに得点していることや、プレーレベルを考えると、現時点では守田（英正）の方が好調だとみんな言うだろうね。僕にとっても、そういった選手たちとの対戦は個人として大きな試練となるかもしれない。それでも、それは過去に経験したり、乗り越えたりしたことがないものでもないんだ。だから今こそ、最大の課題に立ち向かい、自分の能力を示さなければならない」