明治安田生命J2リーグが22日に各地で開催された。
J2残留争いでは、9戦未勝利で最下位のツエーゲン金沢(勝ち点33)が8位のモンテディオ山形(勝ち点55)とホームで対戦。この試合で敗れれば3試合を残して降格圏(J3リーグ上位のライセンス次第)の21位以下が確定する金沢だが14分、南秀仁に正面からシュートを決められてビハインドを背負う。
迎えた後半も好勝負となった中、金沢は終盤にかけてリスクを冒して前に出るも最後までゴールを割ることができず、0-1で敗戦。大分トリニータ戦を1-1で引き分けて19位に浮上した栃木SC、同勝ち点で20位のレノファ山口との勝ち点差が残り3試合で「10」となったため、21位以下でのフィニッシュが決定した。
また、21位の大宮アルディージャ(勝ち点36)は12位の藤枝MYFC(勝ち点48)と対戦した。21分に久富良輔に先制点を奪われた大宮は後半、58分にも矢村健にネットを揺らされて失点。それでも、68分に相手のミスを突いた中野誠也がGKとの一対一を制して1点差とすると、89分にクロスに合わせた袴田裕太郎がヘディング弾を叩きこんで同点に。さらにアディショナルタイム6分にはゴール前の混戦から袴田裕太郎が逆転弾。3-2の劇的勝利による4連勝で残留に望みをつないだ。
