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横浜FC、J2降格で流出続く…瀬古、ジャーメイン良、袴田に続いて10年在籍の前嶋洋太も退団

横浜FCは23日、DF前嶋洋太がアビスパ福岡に完全移籍することを発表した。

横浜FCユース出身の前嶋は2017年のデビュー後、カターレ富山、水戸ホーリーホックへ期限付き移籍。横浜FCに復帰した2021シーズンはチームが降格したものの、明治安田生命J1リーグ26試合1得点の記録を残した。

今年8月に24歳となった前嶋は横浜FCの公式サイトを通じて、「今シーズン横浜FCに関わる皆さんにとって本当に辛いシーズンだったと思います。1人の選手として結果を残せなかったこと、応援してくれるファン・サポーター、パートナー企業の皆さんの期待に応えられなかったこと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と口にしつつ、感謝のコメントを残した。

「僕はアカデミー時代を含めて、10年近く横浜FCにお世話になりました。この10年を振り返ると辛かったこと、苦しかったことがたくさんありました。その中で多くの人と出会い、助けてもらい成長することができ、本当に幸せでした。感謝の気持ちでいっぱいです」

「ファン・サポーターの皆さんにはアカデミー出身選手としてたくさんの温かい言葉や叱咤激励をいただきました。ピッチの上でこのクラブに貢献できなかったこと、皆さんが誇れるような選手になれなかったことが本当に悔しく、心残りです。僕はこれから横浜FCとは違う道を歩むことになります。前嶋洋太は横浜FCが育てた選手だ。と皆さんが自慢できるような選手に成長するため、1人1人の出会い、1日1日を大切に過ごしていきます。まだまだ多くのことをお伝えしたいのですが、長くなってしまうのでここまでとさせていただきます」

「最後に。僕は横浜FCというクラブが大好きです。このクラブで僕は1人の選手として、1人の人間として多くの事を学ばせていただき、成長させていただきました。今後の横浜FCの活躍に負けないよう僕自身も新しい地で頑張っていきます。本当にありがとうございました!」

なお、J2に降格した横浜FCは同日、MF瀬古樹が川崎フロンターレへ、FWジャーメイン良とDF袴田裕太郎のジュビロ磐田への完全移籍が発表されており、主力の移籍が続いている。

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