2020-05-22-murai©Goal

Jリーグ、詳細なガイドラインを基に再開へ前進!無観客試合は「当面の間」実施か

第8回新型コロナウイルス対策連絡会議が22日に開催。終了後のNPB・Jリーグ合同記者会見では、公式戦再開に向けてより具体的なガイドラインが示されたことが明かされた。

2月のJ1・J2リーグ開幕節以来、新型コロナの影響による中断・延期が続いている国内サッカー。4月7日には緊急事態宣言が発令、5月2日には全国に拡大され5月31日までの延長も行われたが、感染者が減少したことでまず39県で解除され、続いて大阪、京都、兵庫の3府県についても5月21日に解除が発表された。

続いて、残る北海道や東京、神奈川、埼玉、千葉の5都道県についても25日にも解除の見通しが立てられており、大規模スポーツの再開についても機運が高まっている。そして、5月22日には前日に行われた政府専門家会議を受ける形で、NPB・Jリーグに専門家チームが提言する「新型コロナウイルス対策連絡会議」が開催された。

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終了後の合同記者会見において、Jリーグの村井満チェアマンは冒頭で「再開に向けた非常に貴重な提言を頂戴」したと報告。また、NPBの斉藤惇コミッショナーも「80ページにわたるガイダンス」を受けたと明かしている。

そして、専門家チームの座長を務める賀来満夫先生(東北医科薬科大特任教授)は「今後、さらにヴァージョンを加えていくあるいは改定していく」としながらも、Jリーグ、プロ野球に向けたガイドラインの第2版を提言として伝えたと報告。そのなかでは、新型コロナが「発症の2日前」から感染力を有しているということを危惧した、感染者が出た場合に濃厚接触者の動向を追う「トレーシングシステム」や、選手同士の激しい接触などを考慮した「事前検査」の体制整備の必要性が訴えられている。また、これまで「流行時」とされていた無観客試合については、「当面の間」対応するべきだと強調された。

具体的な再開日の明言はなかったが、村井チェアマンもこれまで「最後の最後の選択肢」としていた無観客試合について、「一つの選択肢として受け入れていきたい」とコメント。専門家の三鴨廣繁先生(愛知医科大学教授)は国からは「ガイドラインがないといけない」と通達されたと明かしたが、「しっかりとしたガイドラインができたということで再開に向けて進んでいただきたい」と述べており、厳粛な対応をとることで再開に進むことができると示唆している。

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