イタリア代表指揮官ルチアーノ・スパレッティが20日のドイツ戦終了後、イタリア国営放送『Rai』のインタビューでアッズーリについて語った。
スパレッティ率いるイタリアは20日、ネーションズリーグの準々決勝ファーストレグでドイツとホームで対戦。序盤にサンドロ・トナーリのゴールで先制に成功したが、後半に2点を奪われて、カルチョの聖地メアッツァで1-2と痛い敗戦を喫した。スパレッティが現状を分析した。
「(ドイツとの)差はない。試合を決定付けるエピソードにおいて違いがあっただけだ。ドイツは、われわれが許した数センチを生かしてうまくゴールを決めたが、われわれには同じようにできなかった。いくつかの時間帯で相手のパス回しに苦しみ、低い位置を取らざるを得なかったが、やるべきことをして、良い試合をした。選手たちには『ブラボー』と言いたい。互角に戦えるという確信が伝わってきた。この確信があれば、ドルトムントでより強くなれるだろう」
イタリア代表指揮官は、中盤の要として活躍するトナーリに賛辞を贈り、「彼は常にプレーのフィニッシュに向かう選手で、今夜は強い選手であることを改めて示した。彼の持っている力がこのチームには必要だ。貢献を続けてくれることを願いたい」と語った。
またリッカルド・カラフィオーリのひざの負傷に言及。「ひざが少し変だと感じているようだが、彼自身もよく分かっていないようだ」と明かしたほか、71分から途中出場したマルディーニ家3世代目の23歳FWダニエル・マルディーニについて「試合への入り方には満足している。彼には重要な未来が待っているはずだ」と述べ、今後に期待を寄せた。

