spaletti(C)Getty Images

イタリア代表指揮官解任のスパレッティ、ラストマッチを勝利で終えるも「私は違いを生み出せなかった」

イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督がラストマッチを振り返った。『RAIスポーツ』が伝えている。

イタリアは6日、ワールドカップ欧州予選でノルウェー代表に0-3と完敗。これを受け、スパレッティ監督は記者会見で解任を明らかに。9日には指揮官としてのラストマッチとしてモルドバ戦に臨み、2-0の勝利へと導いた。

スパレッティ監督は「今夜も苦戦した。しかし、その背景には多くの要素がある。そして、我々は以前から見てきたことを改めて証明した」と話し、こう続けた。

「このメンバーを維持したが、シーズンのこの時期にしては選手たちがかなり疲労しているのが分かった。もっと体調の良い選手を探せば状況は改善したかもしれないが、25人の選手全員が似たような状態にあるということは、シーズンを通して全員が疲弊していることを意味する。最大の問題の一つは、シーズン終盤にオスロでグループ初戦、最も難しい試合を戦わなければならなかったことです。抽選が不運だった。9月にはチームは大きく変わり、状態もずっと良くなるはずなので、タイミングが悪かったのは残念だ」

さらに、指揮官は「ファンからの好意的な反応にもかかわらず、後任に熱意を残せていないのは確かだ。監督は違いを生み出さなければならないし、選手も違いを生み出さなければならない。残念ながら、私は違いを生み出すことができなかった」と悲しげに微笑んだ。

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