Daniel Maldini ItalyGetty

マルディーニ家3世代で伊代表入りの息子にパオロ氏「名前による重圧で苦しんできたが…」

元イタリア代表主将のパオロ・マルディーニ氏が10日、イタリアメディア『スポルトメディアセット』などのインタビューに応じ、息子ダニエル・マルディーニの代表招集を喜んだ。

ミランOBであり、イタリア代表指揮官を務めた経験もあるチェーザレ・マルディーニ氏を父に持つパオロ氏。自身は、現役時代にミラン一筋のキャリアを送り、イタリア代表主将を8年間務めたレジェンドであるが、10日、ルチアーノ・スパレッティ率いるアッズーリのネーションズリーグのベルギー戦(2-2)の試合会場を訪れると、マルディーニ家の3世代目となる息子ダニエルの初招集を喜んだ。

11日に23歳の誕生日を迎えるダニエルは、パオロ氏と同じくミランの下部組織出身。だが出場機会に恵まれず、ローン移籍でスペツィアやエンポリなどを渡り歩き、昨シーズンからプレーしていたモンツァへ今夏、完全移籍した末に、父や祖父に続く、イタリア代表入りを果たした。

「素晴らしい感動だよ。ダニエルにとってふさわしいご褒美になった。私自身も肌で感じてきたので分かるが、彼はこの名前による重圧でかなり苦しんできた。だが、自身に価値があることを示せたように思う。ハードに取り組みを行い、この結果をつかんだ。ここまでたどり着けるかどうかには、さまざまな要素が影響するが、彼はうまく向き合うことができたのだろう。だがここはまだ、スタートラインでしかない」

なお、イタリアはベルギー戦において、トップ下で先発したロレンツォ・ペッレグリーニが40分に一発退場。ダニエルの出番は訪れず、マルディーニ家3世代でのピッチデビューは14日のイスラエル戦以降に持ち越しとなった。

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