イタリア人指揮官のファビオ・カペッロ氏は、イタリアフットボール界が進むべき方向性を説いた。
24日のワールドカップ欧州予選プレーオフで北マケドニアに敗れて前回大会に続き本戦出場権を逃したイタリア。パス3決勝にすら届かず、準決勝で伏兵に敗れたEURO2020王者に対しては数々の非難の声が上がっている。
これを受け、ミランやレアル・マドリー、ユヴェントス、ローマといったビッグクラブで指揮を執り、イングランド代表やロシア代表をワールドカップに導いたカペッロ氏は、母国の現状についての自身の考えをイタリア『スカイスポーツ』で説いた。
「イタリアのフットボールは15年間にわたり(ペップ)グアルディオラを模範にしてきた。私たちには縦へのパスやフィジカル面の強さもなく、チャレンジに行く習慣もない。私たちはユルゲン・クロップのプレースタイルを模範にすべきだ」
「イタリアで唯一このスタイルで戦っているのはアタランタで、彼らの結果がそれを物語っている。ヴィンチェンツォ・イタリアーノも似たようなことにトライしているし、ジェノアのアレクサンダー・ブレシンも同様で、彼はクロップ以上のものをオファーしている。ドイツ人のやり方は追いかけるべきモデルであり、私たちにはスペイン人のスタイルをやるテクニックがない」
「ヨーロッパの大会ではペースが速く、私たちはこれに慣れていない。若手も十分にいないが、そもそも根底に間違った考え方がある。私たちはゴールキーパーにバックパスをする国だ。ヴィクター・オシムヘン、ロメル・ルカク、タミー・エイブラハムは国外の標準的なストライカーだが、イタリアではチャンピオンになれてしまう。この事実を問題にすべきだ」
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