リヴァプールのアルネ・スロット監督は、FWアレクサンデル・イサクの状況について説明した。
今夏の移籍市場最終盤にリヴァプールへと加入したイサク。インターナショナルウィークでスウェーデン代表としてコソボ戦(0-2)に20分出場した後、14日に新天地での初試合を迎えた。しかし、プレミアリーグ第4節バーンリー戦(1-0)はベンチ外に。リヴァプールデビューはお預けとなっている。
イギリス史上最高額となる1億3000万ポンド(約260億円)で加入したとされるイサクだが、ニューカッスルではプレシーズンやトップチーム合流を拒否。そのため、クラブでの公式戦は昨季最終節以降出場していない。スロット監督は、出場時間を調整する考えであると明かした。
「彼は(今日は)リカバリーだった。昨日はハードで厳しいセッションだったからね。理解するのはそれほど難しいことではない。3~5週間欠場している選手のシーズンをスタートさせる場合、ある程度の基礎を築き、週末に45分間プレーできるようになるまで十分なセッションを積ませる必要があるんだ」
「ニューカッスルから獲得した時の彼は『プレシーズンがもうすぐ始まる』と言っても過言ではない状態だった。ある程度の基礎を築くには、十分な練習時間が必要だよ。3日間で2試合もプレーさせるなんて、到底無理だね。序盤は週1回の練習で準備させて、その後は週2試合のリズムに慣れるまで練習時間を増やしていく」
「彼は水曜日か土曜日のどちらかで、最低でも45分間、もしかしたらもう少し長くプレーできるだろう。だが、水曜日に45分間プレーしたとしても、土曜日に45分以上プレーすることは期待できない。体の準備がまだ整っていないからだ」
リヴァプールは17日、チャンピオンズリーグ・リーグフェーズの初戦でアトレティコ・マドリーと激突する。この一戦でイサクがデビューする可能性はあるようだ。




