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三笘薫が8試合ぶりゴールで今季4点目!敵地で勝利のブライトンはリーグ戦9試合ぶりの白星

現地時間16日、イングランド・プレミアリーグは第21節が行われ、三笘薫の所属するブライトンは敵地ポートマン・ロード・スタジアムでイプスウィッチ・タウンと対戦した。

FAカップでは4-0と快勝したものの、リーグ戦では8試合白星がないブライトン。三笘は公式戦3試合ぶりの先発出場を果たしたFAカップに続き、2試合連続で先発メンバーに名を連ねた。

ここまでリヴァプールと並びアウェイでの全試合で得点しているブライトンだが、この日はイプスウィッチの堅守に苦戦。三笘もなかなか左サイドで仕掛けるチャンスがなく、ボールは保持するもののシュートまで持ち込むことができない。

逆にイプスウィッチはカウンターからブライトンゴールを脅かす。23分、ブロードヘッドが際どいシュートを放つと、ゴール右を捉えたシュートはGKフェルブルッヘンがはじいた。さらに28分にもカウンターからデラップがシュートまで持ち込むが、GKフェルブルッヘンがしっかりとキャッチする。

42分にもハッチンソンのミドルシュートが枠を捉え、GKフェルブルッヘンが横っ飛びではじくなど、互いに無得点に終わったものの、チャンスの数ではイプスウィッチが上回った前半となった。

後半も思うようにチャンスを作れずにいたブライトンだが、59分に決定機。縦パスに抜け出したアヤリがエリア内右からマイナスに折り返すと、受けたオライリーが冷静に横パス。中央に絞っていた三笘がダイレクトでゴール右へと流し込み、ブライトンが均衡を破った。リーグ戦8試合ぶりのゴールで今季4点目を挙げた三笘はこれで岡崎慎司が持つ日本人最多記録、プレミア通算14点目に並んだ。

先制したブライトンは63分、アディングラとウェブスター、オライリーに代えてアディングラ、ダンク、ルターを投入。78分にはジョアン・ペドロに代えてウェルベックを投入したブライトンが追加点を狙いに行く。

点を取ったことで余裕が生まれたのか、それまでの拙攻が嘘のように次々とイプスウィッチゴールへと迫るブライトン。敵陣でのセットプレーも増え、82分には左サイドからのFKをニアサイドのウェルベックが触り、ゴールを背にして受けたルターが素早い反転シュートをゴール左へと沈めてブライトンが2-0とリードを広げた。

アディショナルタイムは6分と長めに取られたが、追加点を奪ってからは危なげない試合運びでイプスウィッチに決定機を許さず。最後まで集中力を切らさなかったブライトンが、公式戦2試合連続となるクリーンシートでリーグ戦9試合ぶりの白星を手にした。

■試合結果

イプスウィッチ 0-2 ブライトン

■得点者

ブライトン:三笘(59分)、ルター(82分)

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