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インテルがブキャナン獲得!移籍金11億円でセリエA史上初のカナダ人選手に

インテルはクルブ・ブルッヘからDFタジョン・ブキャナンを獲得したことを発表した。

現在セリエA首位を走るインテルは、今冬の移籍市場で右サイドの補強を目指す。昨夏に加入したフアン・クアドラードがアキレス腱の手術を受けて長期離脱中で、セリエA優勝争いやチャンピオンズリーグノックアウトステージに向けて新戦力の獲得が求められていた。

クアドラードの代役として白羽の矢が立ったのがブキャナン。クルブ・ブルッヘでプレーする同選手は今シーズンの公式戦20試合で3ゴール4アシストを記録する活躍を見せている。また、カナダ代表としてもプレーするブキャナンは、日本代表が4-1で勝利した一戦には負傷のため出場できなかったが、2年前のワールドカップで3試合すべてに出場するなど代表チームの中心選手としてもプレーしている。

そして5日、インテルはクルブ・ブルッヘからブキャナンを獲得したことを発表。両者は2028年夏までの4年半契約を結び、背番号は17に決まった。また、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによると、移籍金は700万ユーロ(約11億円)に上るようだ。

インテルへの加入が決まったブキャナンは、クラブの公式ウェブサイトで「キャリアのこの段階で適切な決断だったと思う。しばらくの間インテルに注目していたし、僕はこのチームでプレーできると思う。これから起きることをとても楽しみにしている」と話し、熱狂的なファンに向けた思いも語った。

「テレビで見ていて、毎試合でスタジアムを埋め尽くす素晴らしいファンによる声援はアメージングなものだとわかった。僕の能力を彼らの示すこと、できる限りチームを助けることを楽しみにしている。彼らファンのためにプレーすることは特別なことになるだろう」

また、セリエAでプレーする初のカナダ人選手になったことについては「本当に誇りに感じている。僕を本当に誇らしくさせてくれるとても大きな功績だ。期待を理解しているから、しっかりと準備するためにコーチやスタッフからできる限りのことを学ぶ必要がある」とコメントした。

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