チェルシーに加入したロメル・ルカクが、古巣インテルのサポーターへメッセージを送った。
2019年夏に加入したインテルでゴールを量産したルカクは、昨季クラブ11年ぶりのセリエA優勝の立役者となった。しかし、クラブが深刻な財政難に見舞われる中、同選手は2014年まで在籍したチェルシーにクラブ史上最高額9800万ポンド(約150億円)の移籍金で加入している。
スクデットを置き土産に2年でイタリアから離れることが決まったルカクは、自身のソーシャルメディアでインテルのサポーターへメッセージを送り、チェルシーに再加入した理由を説明している。
「親愛なるインテルファンへ。チームの一員として僕を愛してくれてありがとう。僕と僕の家族を、ミラノで居心地よく感じさせてくれてありがとう。日々の無条件のサポートと愛情をありがとう。最初のシーズンが終わった後、さらに僕をやる気にさせてくれてありがとう。インテルに来たとき、このクラブのために頑張ろうとすぐに感じることができた」
「空港で僕が最初に受けた歓迎は、この美しい物語のスタートだった。インテルのユニフォームを着たときはいつだって君たちをがっかりさせないというのが僕のミッションだった。君たちに誇らしく思ってもらえるように、すべてのトレーニングとすべての試合で僕は100%を出した。最初のシーズンは考え得る限りで難しいものになったけど、君たちは僕とチームに前進し続けるための力を与えてくれた。だから、僕たちは一緒にチャンピオンになれたんだ」
「君たちがチェルシーに行くという僕の決断を理解してくれると願っている。これは僕にとって人生の中で二度とないチャンスで、特にキャリアのこのタイミングにおいて、これは僕が夢見てきたチャンスだ。一つだけ確かなことは、僕はいつまでもインテルのサポーターだ。なぜなら、君たちがいなければ今の選手として、男としての僕はいなかった。心からありがとうと伝えたい」




