インテルのジュゼッペ・マロッタCEOが9日、イタリアオリンピック委員会(CONI)ロンバルディアの施設で行われたイベントに出席した際、チームについて語った。イタリアメディア『ガゼッタ・デロ・スポルト』などが伝えている。
インテルは昨夏、スロバキア代表DFミラン・シュクリニアルのパリ・サンジェルマン(PSG)への売却が目前に迫ったが、最終的に移籍話は消滅。今シーズン終了後に満了を迎えるシュクリニアルとの契約の延長を目指した。
だがスロバキア代表DFは、インテルから提示されたオファーを拒否。1月の移籍市場でのPSG移籍の可能性も浮上したが実現せず、契約満了までインテルに残留することになった。ミラノのクラブはそんな中、ピッチで主将を務めていたシュクリニアルからキャプテンマークを剝奪することを決断した。インテルCEOはその理由を語った。
「キャプテンマークには、クラブに対する帰属意識や愛などの価値があり、身に着ける者はその価値を共有していなければならない。もしその価値が1つでも欠けていたら、腕章を身に着ける選手の候補になれない。クラブ愛や帰属意識は、良いキャプテンになる上で根本的なものだ」
また来シーズン終了後に契約満了を迎えるDFアレッサンドロ・バストーニやMFハカン・チャルハノールにも言及。「2人の契約延長については常に楽観視している」と答え、契約更新に自信を見せた。


