インテルは、フアン・クアドラードの獲得を発表した。
先日に2015年から在籍したユヴェントスから契約満了に伴い退団することの決まったクアドラード。ウディネーゼやフィオレンティーナなどでもプレーし、セリエA通算362試合の出場を誇る35歳のベテラン選手は今夏の移籍市場でフリーになっていた。
そんなクアドラードに関心を寄せると伝えられていたのが、ユヴェントスのライバルであるインテル。同クラブでは、ユヴェントス時代にコロンビア代表MFの獲得に尽力したジュゼッペ・マロッタ氏がCEOを務めており、両者はサン・シーロのクラブでの再会に近づくと考えられていた。
そして19日、インテルはクアドラードの獲得を発表。同選手は無所属のため移籍金の発生しないフリートランスファーとなり、年俸250万ユーロ(約3億9000万円)のサラリーを受け取る2024年夏までの1年契約を結んだ。
長年にわたってユヴェントスの右サイドを支えてきたクアドラードは、3シーズン前のセリエA王者であり、昨シーズンのチャンピオンズリーグファイナリストのインテルでデンゼル・ダンフリースとポジションを争うことになる。


