インテルとバイエルン・ミュンヘンがバンジャマン・パヴァールの移籍で基本合意に達したようだ。
今夏の移籍市場でDFの補強を目指すインテル。冨安健洋やメリフ・デミラル、トレヴォー・チャロバーらが補強候補のリストに挙がっていたが、冨安とチャロバーはクラブの台所事情により獲得が困難となり、デミラルはアル・アハリに移籍しており、ターゲットを変更していた。
インテルが新たに狙っているのはバイエルンのパヴァール。2019年に加入して以降、チームの最終ラインの主力として2020年の3冠達成などに貢献してきた同選手だが、来夏に現行契約が満了を迎える中、今夏の退団を熱望すると伝えられていた。これを受け、マンチェスター・ユナイテッドなどからの興味も報じられてきた。
インテルはすでに正式なオファーを提示するも、一旦はバイエルンに拒まれたと伝えられていたが、この度両クラブは基本合意に達した模様。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が自身の『X』で伝えた。
「インテルとバイエルンがバンジャマン・パヴァールの移籍で基本合意に達したと考えられている。3000万ユーロ(約48億円)に200-300万ユーロ(約3-5億円)のボーナスで取引はまとまり、クラブと選手側が合意した。ただし、重要事項が残されたままだ。この移籍を容認するためにバイエルンには彼の代役が必要だ」




