Kristjan Asllani InterGetty

インテル、20歳の逸材アスラニの完全移籍が決定…ミラノダービーで買い取りが義務化

インテルに期限付きで加入している20歳のアルバニア代表MFクリスティアン・アスラニの、買い取り義務発生の要件が満たされた。

若き逸材のアスラニは昨夏、下部組織から過ごしたエンポリからインテルへとレンタルで加入。シモーネ・インザーギ指揮下の中盤の序列争いでは、マルセロ・ブロゾヴィッチやハカン・チャルハノールら強力なライバルに後れを取るが、ここまで公式戦20試合で555分間出場してチームに貢献してきた。

インテルは昨夏、条件達成により義務化する買い取りオプション付きでアルバニア代表MFを獲得していたが、5日のミラノダービーで勝利を収めたことで「2023年2月以降にインテルが1ポイントを獲得」の発動条件を満たし、買い取りが義務化。アスラニの完全移籍が決定した。

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アルバニア代表MFのレンタルの際、すでに400万ユーロ(約5.7億円)をエンポリに支払っているインテル。20歳の逸材MFの買い取りにはさらに移籍金1000万ユーロ(約14億円)+ボーナス200万ユーロ(約2.8億円)を要することになる。なお、イタリアメディア『スカイスポーツ』によれば、アスラニの売却はエンポリにとってクラブ史上第4位にあたる高額な取引となる。

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