インテルのオランダ代表DFデンゼル・ドゥンフリースが10日、フェイエノールトとのチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16セカンドレグの前日会見に出席し、意気込みなどを語った。
今季のCLにおいて、イタリア勢で唯一ラウンド16へと駒を進めたインテル。上田綺世が所属するフェイエノールトとの第1戦では敵地で2-0と先勝し、11日に本拠地ジュゼッペ・メアッツァにとのセカンドレグに挑む。
下馬評ではインテルが優勢と見られているが、ドゥンフリースはミランを下して勝ち上がったフェイエノールトに対して警戒を緩めない。
「勝負の後半であり、みんなで良いプレーをしたい。勝ってベスト8へ進出するためには、良いプレーをする必要がある。フェイエノールトは非常にアグレッシブに臨んでくるだろう。相手には何も失うものがないからだ。インテルは勝負に勝つために全力を尽くさなければならない。フェイエノールトは、すでにミランと対戦した時にサンシーロでプレーしているので、僕らは注意するべきだ。落とし穴は目と鼻の先にあるので、常に集中しなければならない」
今季は公式戦36試合で8ゴール2アシストを記録するなど、好調のドゥンフリース。28歳のインテルDFは、メンタル面での成長を明かした。
「僕は良いシーズンを過ごしているように思う。以前はシーズンを通して集中力を保つことが難しかったが、その点で成長した。僕はスパルタ・ロッテルダムにいた時、メンタルコーチを受け始めた。ここ数年はサッカーだけでなく、さまざまな面をケアし、スタッフと共に成長したよ。自分がヨーロッパ最強のサイドバックの1人であると感じるかどうか? 僕は毎日、成長していきたい。そのことだけを考えている」




