インテルに所属する31歳のトルコ代表MFハカン・チャルハノールが24日、イタリアメディア『メディアセット』で自身の野望などを語った。
2021年夏にミランを退団し、フリーでインテルに移籍したチャルハノール。インテルで4年目のシーズンを送るトルコ代表MFは、2年前に逃したチャンピオンズリーグ(CL)制覇を夢見ている。
「全てのタイトルを勝ち取れるよう願っている。インテルの一員として、最善の形で臨みたい。僕らには大きな責任があることを自覚している。イタリアでは全てのタイトルを手にした。僕の目標はCL優勝だ。2年前は決勝で敗れたので、僕の夢は決勝の舞台に戻って勝つことだ。それからバロンドールも受賞できたらいいね。スクデットを再び獲得することも、もう一つの重要な目標だ」
またチャルハノールは、インテルでの成長を実感。ファンへ感謝の意を示した。そして昨夏の移籍市場でバイエルン・ミュンヘン移籍も囁かれた中で、ファンのために残留を決断したことを明かした。
「インテルのファンは、僕のことを選手としてだけでなく、人として支えてくれた。だからより成熟することができたよ。説明がつかないほど尽くしてくれているので、いつまでも感謝したい。僕らのファンは最高だ。サンシーロで計り知れない力を与えてくれる。だから僕らは、ファンに重要なプレゼントをしたいんだ。昨夏、僕がバイエルン・ミュンヘンに行かなかったのは、まさに彼らのためだった」
そしてトルコ代表MFは、インテルで自身の控えの立場にある23歳のMFクリスティアン・アスラニを称えた。
「アスラニは並外れた才能を持っている。彼にはインテルでプレーするためにクオリティがある。彼にとって簡単ではないだろうが、みんなでサポートしているつもりだ。出番が訪れた時は、仕事をこなしているので、この調子で続けて欲しい」


