インテルに所属するトルコ代表MFハカン・チャルハノールが9日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節のレヴァークーゼン戦へ向けて、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで語った。
2017年にレヴァークーゼンからミランへ移籍し、近年はセリエAでプレーを続けたチャルハノール。2021年夏からプレーするインテルでは昨季のリーグ制覇に貢献するなど中盤の要として活躍する30歳MFは、2014年夏から3シーズンにわたってプレーした古巣との対戦へ思いを明かした。
「レヴァークーゼンは近年素晴らしいパフォーマンスを見せてきて、シャビ・アロンソのような指揮官もいる。彼が困難の中にあったチームを立て直したんだ。レヴァークーゼンは僕がいた時も含めて、以前から常に強くて重要なチームだった。きっと素晴らしい勝負になるだろう。レヴァークーゼン戦が簡単ではないことは分かっている。でも自分たちの頭の中には、重要な目標もある。ピッチで全力を尽くせるよう努力したい」
レヴァークーゼンやミラン時代は攻撃的MFを務めたチャルハノールだが、インテルが採用する3-5-2システムの中では中盤深い位置でのプレーへと変化している。本人は会見で「僕はここ(レヴァークーゼン)にいた頃と比較して大きく成長した」と自身の進化を実感していることを明かしたが、『スカイスポーツ』のインタビューでも自身のポジションに言及した。
「僕の古巣と、このスタジアムで対戦できることをうれしく、幸せに思っている。当然、色々な感動が詰まっているよ。レヴァークーゼンではトップ下でプレーしていて、時々サイドでプレーすることもあった。だが僕は、今のポジションでやりやすいと感じている。適性を見出してくれた監督やコーチ陣には感謝している。近年、このポジションで成長を目指してきたが、良い感じだよ」




