インテルに所属するイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニが、イタリア代表の公式メディア『Vivo Azzurro TV』のインタビューで語った。
アタランタからパルマを経て、2019年夏にインテルに加入したバストーニ。クラブ通算226試合に出場して2度のセリエA制覇に貢献してきた。またイタリア代表としても33試合に出場してEURO2020(ユーロ2020)優勝も達成し、クラブと代表で絶大な存在感を放っている。
そんなバストーニは、『Vivo Azzurro TV』のインタビューでEURO2020制覇を改めて振り返った。22歳で挑んだ大舞台について、ジョルジョ・キエッリーニ氏やレオナルド・ボヌッチ氏らの背中を見て多くを学んだことを明かした。
「EURO優勝は、子どもの頃からの努力の結晶だよ。でも優勝は経験できたけど、主役にはなれなかった。キエッリーニやボヌッチのようなトーテムがいたからね。2人には色々なことを教えてもらったよ」
さらにインテルDFは「DFに欠かせない要素」を問われると、自身の考えを示した。
「DFになくてはならないもの? 現代のDFは、試合で爪痕を残せるような何かをしようという勇気と積極性を欠いてはならない。難しいポジションだと思うよ。89分間良いプレーができていたとしても、90分にミスを犯せば最悪な試合をしたように見えてしまうからね」
またバストーニは、自身の目標について語り「バロンドール受賞を目指したことはない」と告白。「DFが受賞するのは現実的に難しいからね。僕は守備の仕事を忘れることなく、攻撃面でもサポートすることに充実を感じているよ」と述べた。
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