インテルのDFフランチェスコ・アチェルビがイタリア代表の招集メンバーから外れている。
17日に行われたセリエA第29節インテル対ナポリで、36歳のアチェルビは相手DFファン・ジェズスと衝突。試合後にジェズスが「ネグロと言われた」と人種差別発言があったこと主審に報告したと説明するも、その場でアチェルビから謝罪されていたことから詳細は明かしていなかった。
「彼は謝罪し、僕らは前に進むことができる。 レフェリーが笛を吹けば、すべては終わったことだ。アチェルビはいい人だって知っているし、少し言い過ぎたと気づいて謝ってくれた。 彼は聡明な男だから、そこから学んで二度と同じことを繰り返さないことを願うよ」
当事者と被害者艦では解決済みのようだが、イタリアサッカー連盟(FIGC)、は調査に乗り出すことに。そしてFIGCは18日に公式声明を発表し、3月のインターナショナルマッチウィークでイタリア代表からアチェルビを外すことで合意に至ったと明かした。
「今朝、代表チームのローマ合宿所に到着したフランチェスコ・アチェルビは、クラブ・イタリアの内部方針の規定に従い、ルチアーノ・スパレッティ監督とチームメイトに対し、フェン・ジェズスが訴えた人種差別的表現疑惑について自分なりの解釈を説明した」
「彼からはいかなる中傷、軽蔑、または人種差別的な意図がなかったことが明らかになった。しかし、我々は依然としてアメリカでの次の2試合からアチェルビを除外することを選択した」
アチェルビに対しては、10試合の出場停止の可能性もあるとのこと。クラブであるインテルは「昨夜何が起こったのかを明らかにするために、できるだけ早く選手と面会するつもり」と、調査に積極的な姿勢を見せている。




