IbrahimovicGetty

規格外のイブラ、葉巻くわえて優勝喜ぶ!「最初の会見でスクデットを約束した。信じないやつは多かったが、俺は今ここにいる」

ミランFWズラタン・イブラヒモヴィッチにとって、今季のセリエA制覇は満足のできるものだったようだ。

22日に行われた2021-22シーズンのセリエA最終節。インテルに2ポイント差の首位に立っていたミランは、引き分け以上で優勝が決まる中で敵地でのサッスオーロ戦に臨んだ。ミラニスタが数多くスタンドに詰めかける中、オリヴィエ・ジルーが2ゴールを奪うと、36分にはフランク・ケシエがダメ押しの3点目。3-0で大一番を制し、11年ぶりの優勝を達成した。

20年以上に渡るキャリアで、オランダ、イタリア、スペイン、フランスと行く先々のリーグ戦を制覇してきたイブラヒモヴィッチ。40歳でまた新たなトロフィーを手にした“神”は、優勝セレモニーには葉巻をくわえながら登場。サポーターの大歓声を浴びている。

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5度目のスクデットを獲得した後、イブラヒモヴィッチは『DAZN』で「俺にとって最も満足できるスクデットだ」とし、以下に続けた。

「(ミラン復帰の際の)記者会見で誰かが俺に言ったな、『復帰は良いものにならない』と。俺はミランを頂点に導き、スクデットを獲得することを約束した。多くの人間が信じていなかったようだが、今、俺はここにいる」

「苦しみと仕事を学べば、不可能なことは何もない。俺はこの1年、あまりにも多くのことを経験した。俺に何が起きていたか、今後数日ですべてを話すつもりだ」

そして「今日のミランは別物。俺はいつもやっていることをした。若い選手に経験のすべてを伝えた。俺のストーリーは最高だ。チームは指導者を必要としていて、俺がそこにいた」と話すと、自身の去就にも言及。手術の可能性や現役続行についての質問に答えつつ、先日この世を去ったミノ・ライオラ代理人に感謝を述べた。

「未来? 気分が良くなることをしないとな。その時に答えられるだろう。引退? それは俺に何が起きるかによるね。手術の必要? そうだな」

「この優勝はミノのためのものだ。俺にとって、彼なしで獲得する最初のトロフィー。ここに戻ってきた時、俺はナポリ行きに近づいていた。そしてミノに『どこなら違いを作れるか?』と聞いた。『ミランを救えるのはお前だけだ』と言われたよ。このスクデットは彼に捧げる」

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