元ブラジル代表FWフッキが激昂する場面が現地で話題となっている。
20代前半に川崎フロンターレや東京ヴェルディ、北海道コンサドーレ札幌で頭角を現したフッキ。初の欧州挑戦となったポルトで大ブレイク。2014年のブラジルワールドカップでは母国代表としてプレーするなど、Jリーグから世界へ羽ばたいたことから日本のサッカーファンからも馴染みの深い選手となっている。
そんなフッキも現在37歳。しかしながら、衰えは全く見せることなく2023年は通算54試合でプレーし、27ゴール10アシストと健在。最近ではA代表復帰も噂されていた。
4日に行われたブラジル・セリエA 第32節でフッキの所属するアトレチコMGはアメリカMGと対戦。ここで騒動が発生した。90+7分にフッキがファウルに対して猛抗議をすると、主審はレッドカードを提示。退場処分となっていこうも怒りは収まらず、暴言と侮辱的なジェスチャーを繰り返していた。
試合後『itaiaia』のインタビューを受けたフッキは「レフェリーが私情を出そうとしていた。リスペクトがないね。うんざりだ。もうブラジルにはうんざりだよ。疲れたし、あと1カ月したら出て行く」と吐き捨てた模様。怒りとともに退団を示唆した。
「主審は、僕がイエローのファウルをしたと言った。ファウルを見たか?僕は身体でボールを奪ったんだ。身体を使ってボールを奪ったのにイエロー?僕らは懸命に働き、多くのことを犠牲にし、家族を家に残してベストを尽くしているんだ。彼(審判)はそれすらもできないんだね」
