20221103 Yuta NakayamaGetty Images

中山雄太、アキレス腱負傷で今季終了…日本代表に選出もW杯出場ならず

ハダースフィールド・タウンは、日本代表DF中山雄太が重傷を負ったことを発表した。

今夏の移籍市場でイングランド2部のハダースフィールドに加入した中山。降格圏に低迷するチームの中でここまで公式戦15試合に出場し、先日のミルウォール戦では35m以上のロングシュートを決めるなど2ゴールをマークしていた。

2日の0-2でハダースフィールドが敗れたサンダーランド戦にも中山はセンターバックで出場するも、前半終了間際に負傷し、ハーフタイムでの交代を余儀なくされていた。

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そして3日、ハダースフィールドは中山の状態を発表。声明の中で「足と足首の専門医の検査の結果、ユウタ・ナカヤマがアキレス腱を負傷したことを発表する。この結果、不運にも2022-23シーズンのチャンピオンシップの残りを欠場し、日本代表チームに選出され、予定されていた2022FIFAワールドカップへの出場も不可能になる手術がユウタには必要となる」と伝えた。

さらに、マーク・フォザーリンガム監督のコメントも掲載されており、その中で同指揮官は重傷を負った中山について語った。

「長期的にユウタを失うことはとても大きな痛手だが、我々は彼を助けていく。彼は見事な運動量と情熱を持つ最高のキャラクターで、このスピリットができる限り早期に彼を最高のポジションに戻らせるだろう。我々にとってとても望ましくないタイミングでの負傷だ。それに、ユウタが日本とともにワールドカップに出場できないことに我々全員がひどくショックを受けている」

「幸いにも、我々にはファーストクラスのメディカル部門があり、復帰のためにユウタは最高のスタッフとともにリハビリテーションに励むことになる。彼が完全に復帰することを助けるために我々の力の範囲内で全力を尽くする」

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