ハダースフィールド・タウンは、マーク・フォザーリンガム監督の就任を発表した。
昨シーズン、チャンピオンシップで3位フィニッシュを飾るも、昇格プレーオフ決勝で涙をのんだハダースフィールド。今夏にはチームを躍進に導いたカルロス・コルベラン監督に代えて、ダニー・スコフィールド監督がチームを指揮する。
しかし、ハダースフィールドはシーズン開幕から連敗続き。中山雄太が移籍後初ゴールを記録したストーク・シティ戦での勝利が唯一の白星となり、クラブは公式戦9試合を終えて、スコフィールド監督の解任を発表した。
その後、暫定指揮官の下で今シーズン2勝目を挙げてインターナショナルブレイクに入ったハダースフィールドは、28日にフォザーリンガム監督の就任を発表。双方は2025年夏までの契約を締結している。
現役時代にセルティックやフライブルク、ノリッジ・シティ、フラムなどでプレーし、2019年の現役引退後にコーチに転向した38歳のフォザーリンガム監督。名将フェリックス・マガト監督の下でアシスタントを務めた同指揮官にとって、ハダースフィールドが正式な指揮官としての最初の仕事となる。
スコフィールド監督が今夏に獲得し、先発出場を続けてきた日本代表としてワールドカップ出場を目指す中山にフォザーリンガム監督就任がどのような影響を与えるかにも注目だ。


