Jリーグは6日、「FUJIFILM SUPER CUP 2025」に向けたオンライン記者会見を実施。サンフレッチェ広島からは主将DF佐々木翔が出席し、大会への意気込みを語った。
2024年シーズンのJ1リーグは2位に終わり、惜しくも優勝を逃した広島。6季連続で主将を務める元日本代表の佐々木は8日に国立競技場で行われる「FUJIFILM SUPER CUP 2025」について、「今年、いいスタートを切るにあたって非常に重要な試合」と位置付けた。
「自分たちが(昨季に)残した結果からこのような試合ができて光栄です、ほかのチームよりも早い時期のスタートになりますが、しっかりと自分たちのサッカーをして結果を出すことでいいスタートを切りたいです」
対戦するヴィッセル神戸については「去年、後半戦で負けてしまっているので、しっかりと勝ち切りたいです。僕が守備の選手ということもありますが、攻撃力のある選手が前にいますし、迫力のある攻撃だと感じます。もちろん守備も強いですし、チームの完成度も高い」と昨季のJ1と天皇杯王者に対する印象を明かした。
2024シーズンのJ1MVPに輝いたFW武藤嘉紀や、ベストイレブン選出のFW大迫勇也ら強力なアタッカー陣を擁する神戸。対する広島はトルコ、宮崎キャンプで積んだハードなトレーニングの成果を国立の舞台で発揮したい。
佐々木は「まずは個人個人で負けないこと、自分たちのサッカーはどのような相手でも変わりません。相手の警戒するべき点はありますが、まずは自分たちがどうしていくか。個々の部分やベースで負けないことが重要だと思います」と自分たちに矢印を向けた。
「僕らがやってきたサッカーは選手それぞれの良さが生きる、生かしていくサッカーです。その中で、また新たに入って来た選手の良さをどう生かしていくか、生きてくるか。それによってチームの最大値が出ると思っていますし、そこに注目してもらえたら、面白いと思います」
ミヒャエル・スキッベ監督の就任4年目となる2025シーズン。MF田中聡やFWジャーメイン良ら実力者を補強した広島が見せるサッカーに注目が集まる。
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