ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘンは13日、シュトゥットガルトから日本代表DF伊藤洋輝を獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月までの4年間となっている。
2021年にジュビロ磐田から期限付き移籍でシュトゥットガルトに加入し、翌年に完全移籍を果たした伊藤。以降3シーズンにわたって公式戦97試合に出場した日本代表DFは、今シーズン公式戦29試合に出場して2アシストを記録。ブンデスリーガで2位フィニッシュと大躍進したチームの守備陣の主力として躍動していた。
この活躍を受けて、世界的名門であるバイエルンが獲得を決断。シュトゥットガルトは、推定3000万ユーロ(約51億円)と伝えられる伊藤との契約解除金がバイエルンから支払われたことを発表している。
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ドイツのメガクラブに電撃加入することとなった25歳はクラブ公式サイトを通じて、「世界最大のクラブの一つでプレーできることをとても光栄に思います。バイエルンは日本でも名高いクラブです。僕はシュトゥットガルトで常に全力を尽くしてきましたし、クラブに感謝しています。ミュンヘンでの挑戦も楽しみにしています。バイエルンが多くのタイトルを獲得できるよう、自分の役割を果たしたいですね。新たな一歩を踏み出す時が来ました。僕にとってバイエルンは、そのために完璧なクラブです」と喜びを語った。
なお、バイエルンにとって日本人選手は宇佐美貴史、福井太智以来3人目。現在、クラブには韓国代表DFキム・ミンジェが在籍しており、アジア人選手がドイツの盟主の最終ラインを支える可能性もありそうだ。