Tottenham Hotspur v Manchester United - UEFA Europa League Final 2025Getty Images Sport

去就不透明のソン・フンミンにアメリカ行きの可能性?一方トッテナムのアジア遠征には欠かせぬ存在とも

トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンに対し、ロサンゼルスFC(LAFC)が獲得を狙っているようだ。

2015年にトッテナムへ加入すると、これまで公式戦454試合173ゴール101アシストを記録してきたソン・フンミン。2021-22シーズンにはアジア人史上初めてプレミアリーグ得点王に輝くと、昨季にはヨーロッパリーグ制覇に貢献していた。しかし出場時間が減少していることもあり、今夏の去就には注目が集まっている。

そんな33歳の韓国代表FWに対し、LAFCが接触しているようだ。『The Athletic』によると、MLS(メジャーリーグサッカー)の移籍市場は24日に開幕。そしてLAFCは、ソン・フンミンの今夏の加入に向けて精力的に動いているという。契約締結に向けて具体的な動きはまだないものの、選手サイドとは交渉を続けているとみられている。

また同メディアは、ソン・フンミンが韓国をはじめアジア全域で絶大な人気を誇っているとしつつ、ロサンゼルスはアメリカで最も多く韓国系住民を抱えている都市(32万人)であり、地元市場にとっても商業的な後押しになるとも指摘。また、LAFCは指定選手枠が2枠空いているため、ソン・フンミンの加入も問題ないとしている。

一方で『テレグラフ』は、トッテナムは今夏にアジアツアーを行う予定であり、31日に香港でアーセナルと、8月3日にソウルでニューカッスルと対戦することを指摘。そしてソン・フンミンがメンバーに含まれていない場合、ソウルでのマッチデー収入が最大75%減少する条項があるとも伝えている。

トーマス・フランク監督は先日、ソン・フンミンについて「今のチームは全力で練習に取り組んでいるが、長く所属している選手であればクラブが決断すべきことは必ずある」と語っていた。今後の動向に注目だ。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0