スペインサッカー連盟(RFEF)会長の座を辞したルイス・ルビアレス氏は、スペイン女子代表MFジェニファー・エルモーソの口にキスをした行為に性的な意味合いが一切なかったことを強調している。
女子ワールドカップ優勝後、表彰式でジェニファー・エルモーソの口にキスをして、世界中からバッシングを受けたルビアレス氏。10日に「もう自分の職に戻れないのは明らかだ」と、RFEF会長の座から退くことを発表していた同氏だが、あのキスに性的な意味合いを含めることに対しては納得がいっていないようだ。
ルビアレス氏は辞任直後に応じたイギリス『サン』とのインタビューで、次のように語っていた。
「ジェニへのキスが意味するところは、私の娘たちへのキスとまったく同じだ。友人同士や家族間でそうすることは当たり前のはずだろう」
「私たちは本当に素晴らしい瞬間を過ごしていた。優勝を祝い、幸福感に浸っていたんだ。私の意図は高潔かつ熱烈なものであり、100%性的なものではなかった。繰り返して言わせてもらうが、100%だ。相手を傷つける意図などなく、性的なものでも暴行でもなかった」
「私は過ちを犯したし、謝罪をしたいと思う。だが、あれが性的暴行ではなかったということは明確にしたい。私は真実が明るみに出ることを確信しているし、すべてうまくいくはずだ」
「私の顔を見てくれ。私は善良な男だよ」
なおスペイン検察はエルモーソの訴えを受け、性的暴行及び強制わいせつの罪でルビアレスを最高裁判所に起訴していたが、同裁判所は11日にこれを受理している。
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