ブンデスリーガ2部ハノーファーの松田隼風は、アルミニア・ビーレフェルト戦で今季2ゴール目を奪った。
開幕4連勝で好スタートを切っていたものの、ここ2試合は1分け1敗とスローダウンしていたハノーファー。28日の第7節ではビーレフェルトとホームで対戦、松田も右ウイングバックとして先発メンバーへの復帰を果たした。チームは前半に失点を許すと、後半は20歳のフッセイン・チャクルンと21歳の松田、昨季までセカンドチームでプレーした2人がチームを逆転勝利に導いた。
チャクルンは53分、GKからのロングフィードに抜け出して同点弾をマーク。そしてその2分後、右サイドからボックス内の松田にボールを通すと、松田は反転しながらシュートを放った。一度ブロックされるも、こぼれ球に反応して左足を振り抜き、相手DFに当たったボールがネットに吸い込まれている。ハノーファーはその後、後半アディショナルタイムのPKでさらにリードを広げ、最終的に3-1で勝利している。
そしてドイツ誌『キッカー』は、フル出場を果たした松田のパフォーマンスをチャクルン(2)に次ぐチーム2位タイの「2.5」と評価した。また、65分にチャクルンの代わりに投入されたMF横田大祐には「3」と及第点を与えている。
さらに松田は、ハノーファーの公式ウェブサイト上でも高評価を獲得。55.5%のファン投票でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたチャクルンに次いで、2位(11.49%)となった。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)



