サンフレッチェ広島は2日、スタンダール・リエージュとMF川辺駿の完全移籍でクラブ間合意に達したことを発表した。
現在28歳の川辺は、広島ユースから2013年にプロ契約を締結。ジュビロ磐田への期限付き移籍を経て、2018年シーズンからは主力に定着すると、2021年には日本代表デビューも果たした。すると同年7月にスイスのグラスホッパーへと移籍し、海外挑戦をスタート。昨シーズンはベルギーの強豪スタンダール・リエージュでリーグ戦36試合に出場し、7得点9アシストを記録する活躍を見せていた。
そんな川辺だが、スイスとベルギーの強豪で3シーズンを過ごした後、古巣へと戻ってくることに。広島は「川辺駿選手の完全移籍について、クラブ間での基本合意に達しましたのでお知らせいたします。今後はメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれる予定です」と発表した。また、本人は以下のように喜びを語っている。
「サンフレッチェ広島という大好きなクラブ、自分の育ったクラブからオファーをもらい、またこのエンブレムを付けてプレーできることを嬉しく思います!自分のキャリアの中で間違いなく1番大きな決断になりました!年齢やパフォーマンス面でもこれからくるピークをこのクラブの為に闘いたいと思いました!エディオンピースウイング広島で会えるのを楽しみにしています!」
