Hansi Flick Germany 20221115(C)Getty Images

「日本戦にフォーカス」ドイツ代表指揮官フリック、強化試合の内容に不満も切り替えに期待

ドイツ代表は16日にカタール・ワールドカップ(W杯)前最後の強化試合でオマーン代表と対戦し1-0で辛勝。ハンジ・フリック監督は課題を挙げつつ、23日の日本代表とのグループステージの初戦では「チームは別の姿を見せる」と強調した。

MFトーマス・ミュラーやDFアントニオ・リュディガーが欠場のドイツは1トップにFWユスファ・ムココがスタート。前半はスコアレスで折り返すと、そのムココの代わりにハーフタイムから途中出場したFWニクラス・フュルクルーグが80分にこの試合唯一のゴールをマークし、格下相手になんとか勝利を収めている。

フリック監督は何度かチャンスを許したチームの守備へ不満を抱いた模様。試合後、「我々の守り方に満足していない。W杯ではこのようなプレーをしてはいけない。よりフィジカルにいかなければいけないが、それが足りなかった」と話している。

その一方で、フル代表でのデビュー戦をゴールで飾ったフュルクルーグを称賛した。「チームには大会に向けて覚悟を示すように伝えていたが、彼はその覚悟を示した。存在感を示し、何度かフィニッシュに持ち込み、しっかりプレーし、ゴールを決めた」と語ると日本戦での起用の可能性については「まだ何日間か時間があるので、ゆっくり考えて決めたい。あまりたくさん明かしたくないね」と続けた。

チームは17日にオマーンからカタールへ移動。フリック監督は「身体やメンタルをリフレッシュさせるために金曜日は全員にオフを与えている。土曜日からの準備では、一人ひとり日本戦にフォーカスを合わせていき、チームは別の姿、別のフィジカリティを見せてくれると信じている。それこそ大会を戦い抜くために必要なものだ」と気を引き締めている。

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