ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンは、解任されたハンジ・フリック元監督への感謝を綴った。
昨年のワールドカップでは初戦で日本に敗れるなど、2大会連続のグループステージ敗退に終わったドイツ。フリック監督の続投は決まったものの、EURO2024開催国としての戦いを控える中、6月の親善試合でも1分け2敗と勝利がなく、国内では厳しい声が上がっていた。
そんな中で迎えた9日の日本とのリベンジマッチ。11分に伊東純也の先制点を許したが、19分にはリロイ・ザネが同点弾を奪う。しかし前半のうちに勝ち越されると、終了間際にはさらに2失点。ホームで1-4と厳しい敗戦を喫している。
そしてこの結果を受け、DFB(ドイツサッカー連盟)はフリック監督の解任を決断。123年間の歴史の中で、初めての指揮官解任となった。ドイツ代表の主将を務めるギュンドアンは、自身の『X』で解任された指揮官へのメッセージを綴っている。
「ハンジ、一緒に過ごした時間やお互いに評価しあって戦えたことに感謝したい。あなたは素晴らしい人物であり、素晴らしい監督だ。チームとして、あなたの大きな信頼に応えることができなかったのは本当に残念だ」
「僕らはホームで開催されるEURO2024を成功させるため、チームとしてより強くなるため、努力して学び続けるよ! 今後の活躍を祈っている」
なおDFBは、後任について「できるだけ早く指名」するとしつつ、12日に行われるフランス代表との親善試合はスポーツディレクターのルディ・フェラー氏ほか、ハネス・ヴォルフ氏、サンドロ・ヴァーグナー氏が共同で暫定的に指揮を執ると発表している。
