Goal.com
ライブ
Pep Guardiola Jim Ratcliffe 2026Getty Images

物議の「英国が移民に植民地化された」発言…ペップが持論「移民を国が抱える問題と扱うのが問題」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、物議を醸すマンチェスター・ユナイテッド共同オーナーの発言に言及した。

先日、マンチェスター・Uの共同オーナーを務めるジム・ラトクリフ卿はテレビ番組内で「イギリスは移民によって植民地化された」と発言。大きな物議を醸しており、キア・スターマー首相が非難の声を上げると、FA(イングランドサッカー協会)も調査を開始する事態に。後にラトクリフ卿は「私の言葉遣いが一部の人々を不快にさせたことをお詫びする。経済成長を支える、適切に管理された移民問題を提起することが重要だった」と謝罪しつつ、発言の真意を主張している。

反差別団体「キック・イット・アウト」が声明を発表するなど非常に大きな問題となっているこの発言だが、グアルディオラ監督も13日の会見で言及。これまでもガザやウクライナ、スーダンの問題など様々な政治的問題について言及してきたマンチェスター・C指揮官は、「ジム・ラトクリフ卿には非常に感謝しているし、お会いできたことは光栄だった」としつつ、以下のように持論を展開した。

「あの後、彼は謝罪していたと思う。彼の発言については直接言及しないが……世界中の国々で、移民や他国から来た人々を、私たちの国が抱える問題のように扱っている。これは本当に大きな、大きな、大きな問題だ」

「私はカタルーニャ人だが、あなたはイギリス人だ。我々が生まれた場所がどんな影響を与えたんだ? 影響は両親から受けるものだろう? 誰もがより良い人生を送りたいし、自分自身や家族、友人など、誰にとってもより良い未来を望んでいる。そして、今ではどこにでも行くチャンスがある。以前は旅行するのも大変だったが、今は1時間あればどこにでも行けるだろう」

「肌の色や生まれた場所について語り始めるその瞬間から……それは関係ないことなんだ。我々にはやるべきことが他にもっとたくさんあるだろう」

■「他の文化を受け入れるほど良くなれる」

またグアルディオラ監督は、選手や指揮官として様々な国で働いてきた経験が大きな意味を持っていると語っている。

「カタルーニャ人だからといって、自分があなたより優れているとは思わない。それは違う。受けた教育やメキシコ、カタール、イタリア、イギリス、ドイツでの生活が人格形成の助けになっている。成長し、信じられないほど素敵な人たちと出会い、旅をしてきた。それが私の人生の全てだよ。だが、生まれた場所が違うからといって、自分が優れているなんて言えないんだ」

「ほとんどの人は、自国から去りたいのではなく、自国が問題を抱えているから逃げるんだ。我々は他の文化を受け入れるほど良くなれる。そうすれば、より良い社会が実現するだろう。私は何の疑いも持っていない」

広告
0