マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、自身に対する相手サポーターのチャントに言及した。
8日に行われたFAカップ4回戦で、レイトン・オリエント（イングランド3部相当）と対戦したマンチェスター・C。3部チームとの対戦となったが、序盤から押し込まれると16分にはジェイミー・ドンリーのロングシュートから先制点を許す展開に。それでもアブドゥコディル・クサノフ、ケヴィン・デ・ブライネと交代選手がネットを揺らし、辛くも2-1で勝利。5回戦へ駒を進めた。
そしてこの試合では、レイトンの一部サポーターがグアルディオラ監督に対し「明日の朝には解任だ！」と大合唱。昨年11月からマンチェスター・Cが深刻な不振に陥ると、各スタジアムでこのチャントが聞こえるように。特にプレミアリーグ第13節のリヴァプール戦(0-2)では、アンフィールドのスタンドがこのチャントを歌うと、グアルディオラ監督がリーグ優勝回数を示す6本の指を立てて応戦したことも話題となっている。
試合後の会見でレイトンサポーターのチャントについて問われたグアルディオラ監督は、「最高だね！ だが『朝には解任だ！』と言われても、そんなことないはずだ。今はどのスタジアムでもルーティンになっているが……この結果なら、会長が明日私を解任することはないと思う。それは間違いないね」と語った。
一方で、冬の移籍市場でマンチェスター・Cに加入したものの、デビュー戦で負傷交代となったニコ・ゴンザレスについては「ニコはイングランドがどういうものかを理解したと思う。プレーを続けられなかったのは残念だね」と話している。
FAカップは5回戦に進んだマンチェスター・C。11日の次戦では、チャンピオンズリーグ・決勝トーナメント進出プレーオフでレアル・マドリーと激突する。