アトレティコ・マドリーFWアントワーヌ・グリーズマンは、来週にも将来に関してクラブと会談するようだ。
これまでアトレティコで公式戦431試合出場197ゴール91アシストを記録し、ヨーロッパリーグ優勝などを経験してきたグリーズマン。今季も42試合で16ゴール7アシストとチームを牽引しているが、現行契約は今季限りとなっている。
『レキップ』によると、21日に34歳の誕生日を迎えたグリーズマンだが、アトレティコとは1年間の延長オプションを残しているという。クラブ側はこのオプションを行使して残留を望んでいるが、一方で給与面に関しては減俸を考えている模様。グリーズマン自身は1年間の契約延長を否定していないが、給与を下げることに関しては否定的な考えであるという。
さらに同メディアは、グリーズマンは以前からメジャーリーグ・サッカー(MLS)挑戦を希望してきたことを指摘。サウジアラビア勢から強い関心が届いているものの、将来的にはアメリカでのプレーを夢見ているようだ。仮に今夏の移籍市場で残留を決断した場合、2026年夏にはMLSへ移籍する可能性が高いと伝えた。
そして『レキップ』は、「グリーズマンは来週にもアトレティコの幹部と将来について会談する。この会談後にすぐ決断を下すことはないだろうが、最終決定の日は確実に近づいている」とし、近い内に来季以降に関する決断を下す可能性が高いとした。フランス代表としても137試合出場で2018年ワールドカップ優勝などに貢献してきた34歳だが、今後の動向に注目が集まっている。


